『真夜中の選択肢』
- たみあ めそぽ
- 2012年8月3日
- 読了時間: 1分

真夜中の交差点。 まだまだ小さな子猫がちょこちょこと横断歩道を渡ろうとしていた。 信号機は赤。 僕はブレーキを踏んで減速をして止まる。 でも僕に気づいた怖がりな君は半分渡ったところで引き返してしまった。 君から見た信号は青。 渡ってもいいのに。 だけど 渡らなくてもいい。 臆病でいい。 それが君の命を守ってくれる。 無茶をして死んだ姿なんて見たくもない。 知りたくもない。 想像したくもない。 臆病でいい。 追記 猫ってあんま冒険しない臆病なやつ程長生きするんだよね。 轢かれるようやタイミイングで道路を渡ろうとするヤツを見ると想像してしまう。 そのうち轢かれて死んじゃいそうだなって。 『おいおい、心配させないでくれよっ!』 そんな感じです。笑
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